プロジェクト紹介
地域の魅力を活かしたクラフトビール企画とデザイン
東京工科大学デザイン学部の学生たちがブルワリーと協力し、地域の魅力を形にしたクラフトビールを企画・開発しました。調査・イメージ構想・コンセプト立案からパッケージデザイン、ブランディングまで、一連のプロセスを実際に体験できる学びの場となっています。今回の取り組みでは、3社と共同で3つの商品が誕生します。
学びの特徴
このプロジェクトは、地域の魅力を見つけ出し、コンセプトを考え、商品化へとつなげていく実践型の教育プログラムです。デザイン対象の想いや理念を「見えるかたち」にすることを通して、学生たちはビジュアルコミュニケーションの力を身につけていきます。

大学と地域をつなぐ取り組み
蒲田は「雑多さ」や「カオス感」といった独特の雰囲気を持ち、その点ではニューヨーク・ブルックリンと似た魅力があるとも言われます。また、隣町の大森には地域に根差した活動が盛んで、地元の文化や人のつながりを育んできました。 今回のプロジェクトでは、蒲田・大森のエネルギッシュな街の魅力と、地域との深い結びつきを掛け合わせ、学生たちがデザインの力で新たな価値を発信します。これにより、大学と地域の関係がより強く結ばれるだけでなく、地域と大学がともに成長するきっかけになることを目指しています。
Webサイトについて
今回の取り組みをWEBにまとめることで、単なる成果物の紹介だけではなく、学生たちがどのように考え、学び、地域や企業と関わっていったのかというプロセスまでを伝えられるようにしました。 WEBという媒体だからこそ、写真や文章、動画を組み合わせて多角的に発信でき、プロジェクトの歩みをオープンに共有できます。これにより、地域の方々や外部の人々にも学生の挑戦を知っていただき、大学と地域のつながりをさらに広げることを目指しています。 クラフトビールの「手づくり感」と同じように、学生たちの試行錯誤や創意工夫をリアルに感じられる ―― そんな「クラフトと学びのアーカイブ」としてのWebサイトを目指しました。